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cocoの入院生活。3日目。

今朝は、H氏が寝坊。(週の半分は、ほぼ寝坊している)

ビビの散歩も、昼間一人でお留守番してもらっているので、しっかりしてあげない可哀想。
と、neneと二人でびびの散歩へ。
芝畑(持ち主さん、ごめんなさい)で、かけっこ。
来月の運動会に向けて、練習です。
うん。足がつりそうです。

neneを保育園に送って、病院へ。
今日は金曜日。cocoと家に帰れます。
リハビリ入院は、週末自宅に帰れるので、リフレッシュできるところがいいです。
cocoは、夕べ早く寝たので、二時から起きているそう。
でも、昨日の様子より、機嫌は良かったです。

リハビリは、午前中にOTとPT、両方入れていただきました。
先生方も、初めての入院なので、早く家に帰らせてくれそうです。
cocoは、深夜から起きている割には、ぐずることもなく、がんばりました。
股関節の固いcocoは、座り方も股を開くことばかり考えていましたが、
OTでは、今日は女の子座りを経験。脱臼の心配がない限り、ゆっくりと足を持っていけば、
大丈夫だそう。背筋が伸びて、姿勢がよくなるので、嫌がらない程度までとのことです。

PTは、筑大のS先生とは、流れが違い、好きなことをやってから、ちょっと嫌がることをします。
バランスボールで、機嫌を取って、うつ伏せの練習。首が座らないcocoには、苦しい姿勢です。
でも最近は、力が付いたようで最後まで頑張れるようになりました。

お腹がすいて、お昼ごはん。
食堂に入ると、今日はなんだか違います。
お月見メニュ~♪
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体の不自由な子たちが食べられるもの中で、なかなか大変な食事作り。
ひとりひとり、硬さや形状も様々なのに、このような気遣いは子供たちに元気をくれます。
ごちそうさまでした。

食べ終わって、食後を部屋でゆっくり過ごしていると、
同じお部屋で、一番重症そうな女の子のママが来ました。
Kちゃん。
4人部屋ですが、二人のお子さんは、自分で手足も良く動かせない子です。
とってもシビアな話になります。
二人の女の子は、4~5歳の時に脳症にかかったそうです。
ある日突然。
それまで、neneのように、歌やおしゃべり、かけっこをしていたのに。
テレビなどでは、見たり聞いたりしたことも、ここには実際に本人がいて、ご家族がいます。
Kちゃんは、14歳。もう9年もけいれんに苦しんでいるそうです。
ママさんが言うには、「命があっただけよかったわ。」
そう言っていましたが、本人と家族の苦しみは、この9年ずっと変わらなかったそうです。
親、人は、欲が出て、命が助かったなら、話せる、歩ける、食べられる。そう思っていました。
私もそうだった。
お互いこんなに苦しいなら・・・。
そう考えることだって、一度じゃない。
でもみんな、そんな葛藤をしながら、前に進もうとここで頑張っています。
可哀想と思ってほしいのではありません。
苦しいことも、悲しいことも、大変だと思うことも、一緒だと思います。
ただ、自分が苦しい時に、自分だけじゃないと、他にも苦しむ人はいる。
だから、がんばろうと、そう頭の隅に置いてほしいです。

普段の幸せって、人によって様々。
今の私は、家族がそろう幸せは、こんなにもありがたいのかと思う夜です。
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by jun_to_nenecoco | 2008-09-12 23:41 | たんぽぽ

18歳のオシャレ大好き女子、17歳の脳性マヒPVL(脳室周囲白質軟化症)と難治性てんかん(west症候群)の女の子の母。そして田舎暮らし。家族の幸せと女の幸せを考え、毎日楽しく生活しよう。料理教室・ワークショップへの参加申し込みは、コメントくださいませ。


by june